仕事でも勉強でも、自分の能力の限界を感じる時間、限界の難易度を設定して取り組んでみてください。それをやり遂げたときに脳は最高に喜んで、強烈な記憶として残り、学習効果も上がるはずです。
僕はそのことを知ってから、いいアイデアが浮かばなかったり、難解な本を読んでなかなか理解できないときに、『やったー! 俺の脳、今ブルブル震えて喜ぼうとしているよ!』と思うようになりました。
バカだなと思うかもしれませんが、僕はそう思うと、いいアイデアがどんどん浮かんできます。本を読むスピードも速くなります。
壁にぶつかったなと思ったら喜びましょう。そして壁を乗り越えたときには子どものように素直に喜びましょう。そうしたらさらに脳も喜んでどんどん自分を成長させることができますよ。
『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』
松岡 修造
-タイチーめも-
壁にぶつかったら自分を成長させるチャンス!
いま壁にぶつかっていますか?
もしぶつかっているなら、あなたはラッキーです!(^ω^)
今こそ成長するチャンス!
しかし、ただ喜んではいけません。
慎重に、そして準備をしっかりして「それ」にあたってください。
チャンスは準備をしていた者のみに与えられる、とも言いますからね。
普段の鍛錬があってこそ、壁にぶつかったときには、大きな成長のチャンスが訪れるのかもしれませんね。(^ω^)
ゾーンとは、「今ここのこの瞬間」のことであり、他の場所や心配事ではないのである。他人が何と思うかを心配したり、自分のパフォーマンスを常に他人と比較して評価するような精神はゾーンを封鎖することになる。
この、他人との関係の中で自分を判断するという比較過程は「活力」の流れを遮断し、ゾーンはずーっと消えていく。
私は選手たちに好んでいうことは、「目標が高ければ高いほど、動機はより純粋でなければならない」。
そして実際にパフォーマンスと動機のつながりは、自分の活力の「差し込み口」を見つけるための、そしてゾーンに留まるための重要な要因となる。
『「ゾーン」はここだ!』
マイケル・ラーデン
-タイチーめも-
今ここ、以外は幻想
武術家にとって「今ここ、この瞬間」以外はすべて幻想です。
今まさに、刀が頭上に打ち下ろされるとき、「あの時もっと修行しておけばよかった」とかいっても後の祭りです。(^ω^)
そこまで極端なことでなくとも、現実の生活にも「たら・れば」はありません。
健康は待ったなし、です。
常に時間は戻らず、空間は歪曲されません。
過去は変えることができず、未来はまだ来ません。
今ここ、の刹那刹那を大事に生きることが重要かもしれませんね。(^ω^)
もしかすると、私達は有名なベトナムの哲学者のティク・ナット・ハンがいう「相互的依存存在(Interbeing)」になりつつあるのかもしれない。
彼がいうには、世界で最も大きな生命体はコロラドにあるアスペンという種類の木からなる森で、同じ根を分け合っている。
量子物理学が示している真実のように、私たちはみな相互的に結びついているのである。
そして孫武の有名な教本「孫子兵法」では、自分たちのリーダーはみんなのことを思っていると確信ができ、それゆえに兵士が結束していると自ら感じているときには、戦い方がより良くなるとある。というのは、危険を忘れ恐れなく戦えるからだと断言している。
信念とはいろんな形がありうるが、その中心となるのは、私たちは自分よりもなにか大きなものに所属しているのだと信じることだ。
この信条体系は、自らが不滅であるかのような感覚を与えてくれ、恐れなくして行動できる。
信念は逆境に面したときに落ち着きを保つのに役立つ。それはネガティブな感情や思考に反応してしまうのを防いでくれる。
もし信念と恐れを人間の精神の中で戦わせたとしたら、勝つのはどちらか決まっている。
『「ゾーン」はここだ!』
マイケル・ラーデン
-タイチーめも-
信念は恐れを抹殺する
「恐れ」は、武術に無くてはならないものです。
荒れ狂う虎の牙のような刀の刃風や、一直線に狙ってくる龍のような剣の白い光…、それに何よりも明確にこちらを狙ってくる「殺意」のような視線。
しかし、心をそれに支配されてしまってはいけません。
心をそこに留めることは、柔軟な発想をなくし、素早い動きをなくし、最終的には敗北してしまいます。
神のような大きな存在であれ、厳しくも愛情をもって限界まで追い込んでくれた師匠であれ、今まで培ってきた功夫とそれを支える修行であれ、太極陰陽の理であれ、フォースの力であれ、信念こそが、恐れを乗り越える力を与えてくれます。
あなたの信じられるものは、なんですか?(^ω^)
おはタイチーございます。 今日も良い1日でありますように!\(^o^)/