タグ別アーカイブ: 理論

慣れは、技ではない

 さらに、このような「長年の身体使いの癖」によって「代償動作(だいしょうどうさ)」という問題が発生するケースがあります。
 聞きなれない言葉だと思いますが、「代償動作」とは、本来使うべき体の部位が弱ってきたときに、別の部位が身代わりとなって役目を果たすことです。
 たとえば、野球の「投げる」という動作は、肩甲骨を使って、肩と腕を連動させるのが、負担の少ない正しい投げ方です。しかし、肩甲骨がスムーズに使えなくなると、腕や肩だけを使って投げたり、本来使うべきでない筋肉の部位を使ったりして、誤った投げ方をしている人がとてもたくさんいらっしゃいます。肩甲骨を動かす代わりに、肩や腕の筋肉が必要以上に酷使されているわけですね。このような状態が長く続くと、プレーで本来のパフォーマンスが発揮できないばかりか、ケガにつながる可能性が高くなります。

『40歳から始める 一生衰えない筋肉の作り方』
有賀誠司

-タイチーめも-
他の筋肉が身代わりになる代償動作

ケガをしたことがきっかけだったり、長年の身体使いの癖によって、本来使うべきでない部位を使用することが「代償動作」です。
考え方によっては、「人間の体って素晴らしい!」と言いたいところですが、本来のパフォーマンスを発揮できないという意味で、この場合はあまり良くないことでしょう。

立つ、座る、歩くが「キチンと」出来れば、武術家として結構なレベルであると言えます。
腕の上げ下げでさえ、本来の使われるべき筋肉を使えていない人のほうが多いです。

武器を「ただ振り回す」のと「切れるように操作する」のはまったく違うことです。

今までの習慣を見なおして、ただの「慣れ」から、訓練された「正しい動き」を練習してみませんか?

40歳から始める一生衰えない筋肉のつくり方

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「ネクストタイム!」

悩んでも変わらないことは
きっぱり割り切る

 『ネクストタイム!』とは「次にいこう!」という意味です。
 割り切るということです。必要以上にこだわらず、前を向いて次に進むことが大切なときがあります。そんな時に「どうしてできなかったのか」と考えこんだら、ネクストタイムではなくコンティニューになります。何度も後戻りして、次の一歩を踏み出すのに時間がかかってしまいます。
 たとえば、失敗したプレゼンの原因を考えるのは大事なことですが、失敗したという事実はきっぱり割り切ったほうがいいですよね。いつまでもくよくよしても、失敗した事実は変わりませんから。そういう時に気持ちを0に戻す言葉が『ネクストタイム!』です。

『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』
松岡 修造

-タイチーめも-
「コンティニューではなく次へ」

前に進むには、うしろを振り返ってはいけないときがあります。

「反省はしてもいい、後悔はするな」
と修行中によく言われました。

先生に叱られたとき、落ち込んだ「ふり」とかをするのも時間の無駄ですね。
失敗した事実を受け入れる勇気、その上で次につないで行こうとする心の力、そいう力がこもった良い言葉だと思います。(^ω^)

ネクストタイム! さぁ、前に進もう!!\(^o^)/

松岡修造の人生を強く生きる83の言葉

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「君が次に叩く1回で、壁は打ち破れるかもしれないんだ!」

「君が次に叩く1回で、壁は打ち破れるかもしれないんだ!」

目の前に壁があります。
その壁を壊せば成功ですが、何回叩けば壊れるかは分かりません。もしかすると、あと1回叩けば壊れるかもしれません。でも多くの人達が、その前に諦めてしまいます。みんな「あと1回」とわかっていれば叩くはずです。
人に未来は分かりません。だから、自分を信じて叩き続けるしかないのです。そうすれば、いつかは壊せるのが目の前の壁なのです。

P66−67

『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』
松岡 修造

-タイチーめも-
諦めてしまわない限り、終わりではありません。

自分の修行を信じて、何度も何度も壁を叩けば良いと思います!(`・ω・´)

諦めないで壁を叩き続けられる「心」を支えるのは、信じあえる師や仲間の存在です。

師は弟子を信じ、弟子は師を信じ。
友とお互いに信じるあえる。

山陽陳式太極拳研究会は、そんな関係を作れる武館でありたいと思います。(^ω^)

師父 陳正雷老師と

松岡修造の人生を強く生きる83の言葉

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