タグ別アーカイブ: 基本功

10/20木曜日備前教室〜大刀と陳式太極拳

この備前教室は経験が深い生徒さんたちが居ることもあって、陳式の春秋大刀を練習しています。
本日の練習は十八式組と大刀組に分かれての演練でした。

单刀看手,双刀看走,大刀看口
拳諺曰く「单刀看手,双刀看走,大刀看口」

山陳研では最初に精要十八式の練習から始めます。
ある程度基礎ができてきたら徐々に老架一路に進んで、もうちょっと功夫が高まってきたら色々なものを練習していきます。

陳式太極拳 春秋大刀もそのひとつ。
三国志の英雄、関羽が持っている武器としても有名ですね。(^ω^)
なので青龍偃月刀とも呼ばれています。

大刀も十八式も、もちろん陳式の動きや理論で練習します。
基本となるのは纒絲勁などの基本功です。

初心の人は今のうちから、ある程度経験のある人はもう一度復習として、しっかり基本功を練習しておいてくださいね。
基本功は陳式太極拳のどれを練習するにも大事なものです。

まぁ、「基本」というだけの事はあるってことですね。(・∀・)

実りの秋、そして次の季節へ〜老架一路と陳式太極拳

10月に入りました。
もうすっかり「秋」ですね〜。
姫路教室の生徒にとっては「祭りの秋!」です。(^ω^)

陳正雷師父の陳式太極拳 老架一路
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Ir7YNOQUQIU[/youtube]

太極拳的な方面では農作物などのことから言っても、陰陽五行の方面から言っても、この季節はまさに「収穫」の季節です。
去年の冬から春〜夏と、着実に種を撒くように新しいものに取り組んだり、それを大事に育てるようにしっかり練功したりしてきた人は、この季節に芳醇な収穫・飛躍的な上達が得られることと思います。(^ω^)

そうでないぞ! と言われる方は…、その、なんですか、次がありますよ。次が。(^ω^;)

この季節が「収穫」であるなら、次の季節の冬は「収蔵」ですね。
あまりこの季節に調子に乗って無茶しすぎると、来年の春に芽を出す力が弱くなっちゃいます。
それ以前に冬を越せないこともあるのでキリギリスしすぎるのはご注意を!

さて、10月に入って伝統陳式太極拳クラスでは、老架一路の練習をはじめました。
精要十八式の練習もひと通り終わり、いよいよ伝統陳式太極拳の母拳に触れるわけですね〜。(^ω^)

全部で70式以上の長い套路(型)ですが、一度通すと15分くらい時間が掛かります。
私が中国の師父の所でやってた頃は老架一路を3回、これを一単位にして練習してました。
心臓から酸素を含んだ血液が、末端に届くのが大体5分ほどかかるそうです。
そういうふうに血流が動いて、すっかり血が循環するのに45分ほど。

老架一路を3回通すとやっぱり45分ほど。
酸素をよく含んだ強靭な体になって、そこからが真の練功の始まりです!!!
ここから残り7時間以上の練習が待っているわけですがw

…授業は90分なので生徒の皆さんには家で体験してもらうことになります。(´Д`)ノ

これから新しい動作がたくさん出てきますが、基本的に精要十八式とあまりかわりません。
どんどんチャレンジして、来年に良き実りの秋を迎えましょうね!\(^o^)/

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月曜日、姫路市スポーツ会館教室1部2部〜伝統拳とケンドーと陳式太極拳

月曜日、姫路市スポーツ会館教室1部2部

剣道場のマスコット、ケンドーくん!
剣道場のマスコット、ケンドーくん!

姫路教室は時間によって1部2部と分かれています。
1部は健身を重視して按摩や気功などを中心にした練習を、2部は伝統陳式太極拳を中心に[足易]腿、站椿、圧腿、長拳基本功などまで、いろいろしっかりやる教室になっています。

健身と実用護心、それの娯楽の3要素が伝統武術のもつ大きな要素であると思います。
この3つ、どれも同じくらい大事なのでまた後ほど詳しく書いていくことにします。

さて1部の練習ですが、この教室でも点穴按摩から始まります。
圧腿もしますので1部2部来てる人はさぞかし柔らかくなってるんでしょうか?(^ω^)
また、原地太極拳もこの教室の良いところです。

2部では老架一路の続き。
今日は本当に湿気がすごくて、蒸し暑くて蒸し暑くて…。
来週からは虫除けなどを準備してくださいね。

本日も良い練習でした。ありがとうございました。(^ω^)