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毎日、夢のレンガを積む。

 1年365日あれば、いろんな日があるものです。それが何年も続けば、いい日ばかりが訪れるわけがありません。それでも私は、夢をかなえるためには、夢のレンガを積む作業が欠かせないと考えています。
 夢のレンガとは、自分の足元に自分で積み上げるものです。自分が立っている地面に、一日一段、レンガを積むんです。翌日は、その自分で積んだレンガの上に立って、また1段、新しいレンガを積むんです。そうして1段ずつ積み上げていけば、ずっと先にある夢は「高い壁」ではなくて「階段」になっているはずです。壁は一気に乗り越えられなくても、階段だったら上がれそうだと思いませんか?
 私は、夢のレンガを毎日、積み上げることが必要だと感じて、これまでやってきました。そして、自分のコンディションが悪い日にも、夢のレンガをちょっとだけでもいいから積むようにしてきました。夢のレンガをつまない日をゼロにすることは、心がけ次第で誰にでもできることだと思います。

『夢をかなえる。』
澤 穂希

-タイチーめも-
「壁ではなく、階段」

どんなに小さくてもいいから、毎日夢のレンガを積んでいきたいですね。(^ω^)

武術の世界の言い方に「小さいスコップで山を移す」というものがあります。
大きな山を、隣の土地にスコップで土を移動するのです。

当然時間はかかるし、効率も悪い、本当に生きてる間にそれが完了するのかもわからない。
でも、するのです。でも、諦めないのです。

諦めなく、毎日少しづつでもいいから移動させ続けると、山は動いているものなのです。(^ω^)

諦めないこと、そして毎日すること。
そうしていたら、大きな壁も階段になってしまうと思いませんか?\(^o^)/

夢をかなえる。

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過去の自分を大事にする

 真剣に物事に取り組んでいる人ならば、負けて悔しい、失敗して悔しいという気持ちは、表に出すか出さないかは別にして、誰でも持っているはずです。
 だからそんな時、周りの人がわざわざ失敗をあげつらって「アナタのせいでだめだったんだよ」なんて言う必要はありません。
 負けた時や失敗した時に一番必要なのは、次に同じような失敗を繰り返さないこと。それには、その失敗を責めないことだと思います。
 私は自分自身に対しても、仲間に対しても、過去のミスを責めるとこは絶対にしたくないんです。たとえミスをした選手がいても、そのプレーが積極的なチャレンジだったならば、「いいチャレンジだったよ。次もまた狙っていこう!」と、その選手の積極性が消えてしまわないように声をかけます。
 ただし、この選手には悔しい気持ちがないんじゃないか、と思った場合は、厳しく接します。例えば自分のミスで相手にボールを奪われた時、「あーあ」と天を仰ぐような選手です。本気で悔しかったら、その相手からまたボールを奪い返すためにすぐに走り込んでいくはずですから。そんな時は「自分で取り返せ!」といいますね。
 ミスや失敗に向き合うことは、次のプレーを改善するために必要です。でも、引きずって後悔しても、時間は戻ってきてくれません。だから過去を振り返って、「あの時、こうしてれいれば……」と気づいたら、「次からそれを実践してみよう」と思うことが大事です。そうして自分を変えていかなくては、過去の自分がかわいそうです。

『夢をかなえる。』
澤 穂希

-タイチーめも-

「反省は良い、だが後悔するな」
うしろを振り返るのは、前に進むために、「次のプレー」を改善するために、です。

決して、そこに心を囚われてしまうためにではありません
武術家には「いま、ここ」しかありません。

もしもあそこに居たなら、もしももっと練習していたなら…。
どれも妄想です。

過去は変えられなく、未来はまだ来ていません。

夢をかなえる。

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夢は見るものではなく、かなえるもの。

 自分は自分、あなたはあなたであることを変えられません。けれど、自分の中身を変えることは、心がけ次第で誰にでもできると思います。
 目標が見つからない自分、あきらめかけた自分、夢があまりに大きいと感じている自分。みなさんの中には、いろいろな「自分」がいると思います。でも、私にはこれだけは言えます。夢があるなら、夢を見つけられたなら、その「自分」を夢に向かわせることさえ出来れば、きっとかなえることができるということ。
 いま、あなたがいるその場所から一段一弾、階段を積んでいくことによって、いまの自分のいる場所と、夢の世界とを、地続きにすることがきっとできます。そして、それこそが夢をかなえる唯一の方法だと思うのです。

『夢をかなえる。』
澤 穂希

-タイチーめも-

夢はかなわないから夢だ、などと言う人もいますが、私はそう思いません。
まず向かう方向をしっかりと向くことです。

拳論に曰く「産毛ほどの違いが千里の隔たりを生む」というのは、志をもってしっかりと目標(夢)に向かって進むことの重要性を物語っています。

そして、夢がかなうまで階段を積んでいく、次の一段が、その夢と今の自分とを、ちょうど地続きにする一段かもしれません。

志をもって、夢にむかって行きましょう!\(^o^)/

夢をかなえる。

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