でも、勝負はいつも勝てるとは限りません。そんなことは嫌というほど経験してきました。だから、心底、悔しくて悔しくてしかたがない、という時には、私だって泣きます。
強いということは、泣かないことではなくて、泣いた後にまた笑える心こそが、強い心なんだと思います。
ヘコむことは誰にでもあるので、ヘコんだらいいと思うんです。無理する必要はないと思います。とことん落ち込んだら、あとはそこから上がるだけ。落ち込んだら何も手につかなくなるという人も、いるかもしれません。ご飯が喉を通らない、という状態とはそのことでしょう。そんな時のために、1つだけアドバイスします。
「悔しい!」と大きな声に出して言ってみてください。私、いつも「悔しい!」と言ってます。なんだかとってもスッキリするんです。これで、また明日から前を向けます。
『夢をかなえる。』
澤 穂希
-タイチーめも-
「強いということは、泣かないことではなくて、泣いた後にまた笑える心」
「負けないことが強いのではない」と、師から教えを受けたことがあります。
師父、陳正雷に習った太極拳は、私個人は、相手に勝つ術をあまり習いませんでした。
それよりも、負けてる事もある、逃げ出したっていい、でも、最後にはまたそれに立ち向かっていく「強さ」「勇気」を教えてもらったと思っています。
陳氏太極拳をはじめとして中国武術は、護身の術として「死なないこと」「殺されないこと」が重要なことです。
肉体的にも、精神的にも、社会的にも殺されてしまったり、自分から死んでしまったりしてはいけません。
もちろん、何より大事なことは「生き残ること」です。
死ななければ、また前を向けます。
私は、山陽陳式太極拳研究会の活動を通して、師父から学んだこの「強さ」「勇気」を伝えていきたいと思っています。(^ω^)
一緒にこの道を歩く仲間が増えるとどんどん嬉しいですねぇ。\(^o^)/
夢をかなえる。 |