一見マイナスに見える部分も、捉え方によってはプラスに働きます。たとえば何事も消極的に考える人がいたとします。最悪の事ばかり考えるという点ではマイナスに思えますが、だからこそ最悪の事態にいつでも備えて準備ができているとも言えます。
それも個性であり、間違いなくその人にとっての宝です。
『人生を変える修造思考!』
松岡 修造
-タイチーめも-
武術において「怖がり」は、ひとつの武器
武術の世界において、「恐怖」を感じる心は、排除すべき欠点ではありません。
草食動物は基本的に臆病だといわれていますが、そのおかげで危険を察知する能力に素晴らしいものを持っています。
「怖がり」さんは、その恐怖をうまくコントロールできれば、危険を察知する能力や攻防の勘どころをより早く察知できたりするようになります。
一見マイナスなことでも、それをどう活かしていくかが重要です。
そして、それは大事な大事な自分の個性です。
武術というものは、人を活かし、自分をも活かしていく道。
そうありたいものですね。(^ω^)
でも、勝負はいつも勝てるとは限りません。そんなことは嫌というほど経験してきました。だから、心底、悔しくて悔しくてしかたがない、という時には、私だって泣きます。
強いということは、泣かないことではなくて、泣いた後にまた笑える心こそが、強い心なんだと思います。
ヘコむことは誰にでもあるので、ヘコんだらいいと思うんです。無理する必要はないと思います。とことん落ち込んだら、あとはそこから上がるだけ。落ち込んだら何も手につかなくなるという人も、いるかもしれません。ご飯が喉を通らない、という状態とはそのことでしょう。そんな時のために、1つだけアドバイスします。
「悔しい!」と大きな声に出して言ってみてください。私、いつも「悔しい!」と言ってます。なんだかとってもスッキリするんです。これで、また明日から前を向けます。
『夢をかなえる。』
澤 穂希
-タイチーめも-
「強いということは、泣かないことではなくて、泣いた後にまた笑える心」
「負けないことが強いのではない」と、師から教えを受けたことがあります。
師父、陳正雷に習った太極拳は、私個人は、相手に勝つ術をあまり習いませんでした。
それよりも、負けてる事もある、逃げ出したっていい、でも、最後にはまたそれに立ち向かっていく「強さ」「勇気」を教えてもらったと思っています。
陳氏太極拳をはじめとして中国武術は、護身の術として「死なないこと」「殺されないこと」が重要なことです。
肉体的にも、精神的にも、社会的にも殺されてしまったり、自分から死んでしまったりしてはいけません。
もちろん、何より大事なことは「生き残ること」です。
死ななければ、また前を向けます。
私は、山陽陳式太極拳研究会の活動を通して、師父から学んだこの「強さ」「勇気」を伝えていきたいと思っています。(^ω^)
一緒にこの道を歩く仲間が増えるとどんどん嬉しいですねぇ。\(^o^)/
おはタイチーございます。 今日も良い1日でありますように!\(^o^)/