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脳は苦しいなぁと思うときほど喜んで動いている

 仕事でも勉強でも、自分の能力の限界を感じる時間、限界の難易度を設定して取り組んでみてください。それをやり遂げたときに脳は最高に喜んで、強烈な記憶として残り、学習効果も上がるはずです。
 僕はそのことを知ってから、いいアイデアが浮かばなかったり、難解な本を読んでなかなか理解できないときに、『やったー! 俺の脳、今ブルブル震えて喜ぼうとしているよ!』と思うようになりました。
 バカだなと思うかもしれませんが、僕はそう思うと、いいアイデアがどんどん浮かんできます。本を読むスピードも速くなります。
 壁にぶつかったなと思ったら喜びましょう。そして壁を乗り越えたときには子どものように素直に喜びましょう。そうしたらさらに脳も喜んでどんどん自分を成長させることができますよ。

『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』
松岡 修造

-タイチーめも-
壁にぶつかったら自分を成長させるチャンス!

いま壁にぶつかっていますか?
もしぶつかっているなら、あなたはラッキーです!(^ω^)

今こそ成長するチャンス!

しかし、ただ喜んではいけません。
慎重に、そして準備をしっかりして「それ」にあたってください。

チャンスは準備をしていた者のみに与えられる、とも言いますからね。

普段の鍛錬があってこそ、壁にぶつかったときには、大きな成長のチャンスが訪れるのかもしれませんね。(^ω^)

松岡修造の人生を強く生きる83の言葉

松岡修造の人生を強く生きる83の言葉
著者:松岡修造
価格:1,050円(税込、送料込)
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かわせない。現実は非情である。

 たとえば、みなさんはどんな時に肉体の衰えを感じるでしょうか?
 よく聞くのはこんなエピソードです。子供の運動会で、親子リレーの代表に選ばれて、いいところを見せようと意気込んで走ったものの、足が空回りして見事に転倒してしまった。あるいは、久々に参加した草野球でヒットを打って、果敢に2塁を狙おうとして走っている途中で肉離れを起こした。そのほか、「ちょっとした段差につまずいた」「階段を上がっただけでも息があがった」「ボールを投げると肩が痛むようになった」といった経験で、「肉体の衰えという現実」を垣間見た方も多いかもしれません。
 40歳を超えると、いつこのような事態に陥っても不思議ではありません。特に危険なのは、昔スポーツをしていて、体を動かすことにかけて自信を持っている人です。なぜなら、「自分は、まだ大丈夫」という思い込みが強く、「理想」と「現実」のギャップが大きく開いてしまっているから。若く、体がよく動いたころの思い込みにいつまでもしがみついているために、「理想」がいつの間にか「現実」に追い抜かれ、予想をはるかに上回るリードを許してしまうことになるのです。

『40歳から始める 一生衰えない筋肉の作り方』
有賀誠司 p17−18

-タイチーめも-

「太極拳は老人や病人がするものだ」
上海のタクシーで「何しにきた?」と聞かれて、私が「練太極拳」と答えた時の運転手の言葉です。

自分が老いて、体が効かなくなった現実を受け入れるのは、とても困難な、とても残酷な現実を直視することでもあります。
しかし、だからこそ、40代を中心にした世代にこそ、「筋肉」をしっかり鍛え、「脳に正しい動きのプログラムを作る」ような練習が必要になるのでしょう。

「太極拳は老人や病人がするものだ」

ほんとうに、そうでしょうか?
必要になったときに慌てて練習をはじめても、虫歯になってから歯磨きをするようなものではないでしょうか?

40歳から始める一生衰えない筋肉のつくり方

40歳から始める一生衰えない筋肉のつくり方
著者:有賀誠司
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人の運動能力を奪う「ロコモティブ・シンドローム」

 メタボと並んで近年注目されている症状に、「ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)」があります。
現在、日本人の実に1000万人以上が、腰痛や手足関節の痛みなどの症状を抱え、後々は要介護や寝たきりになる可能性があると言われています。このような、体の機能がうまく働かないことで歩行障害になった状態や、歩行障害になる危険性が高い状態を「ロコモティブ・シンドローム(以下「ロコモ」)」と呼びます。
 私達の身体は、筋肉、骨、軟骨などが、相互に連携して機能しています。骨の両端をおおっている軟骨は、クッションの役割を果たしており、私達はそのおかげで、大きな衝撃を感じることなく歩くことができています。
 しかし、日頃から運動をしない生活が続くと、これまで膝を支えていた筋肉が衰え、骨や軟骨にかかる負担が大きくなります。そして、こうした状態が長く続くと、軟骨がすり減って痛みが起こります。痛みを感じれば、なおさら運動をしなくなり、より筋肉が衰えて、さらに軟骨への負担が大きくなるという悪循環に陥ってしまいます。こうなると、「ロコモ」となって、歩行障害や寝たきりになる危険性がグッと高まってくるというわけです。

『40歳から始める 一生衰えない筋肉の作り方』
有賀誠司 p28

-タイチーめも-
実際にこの状態の方に指導をしたことがあります。

ちょうど年齢も40代はじめ、膝周りの筋力が衰えている方でした。
膝の軟骨がすり減っていると医師に言われ、運動療法を勧められた結果、太極拳の門を叩いたそうです。

入門時には、たしかに片足を引きずるようにして通ってきてられました。

そこで、中腰の姿勢で太ももを鍛える「站椿」の練習を指導しました。
とにかく站(た)つ! 站つ!! 站つ!!!

そのおかげで、1年も経つ頃には、走りまわるどころか、旋風脚までできるようになりました!\(^o^)/

毎月の病院通いが楽しくてしょうがなかったそうですw
病院に行く度に結果が良くなっているからでした。

40歳から始める一生衰えない筋肉のつくり方

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